第4章 女を意図的に惚れさせる術を学ぶのにホストになる

ジゴロパンダの「女にモテないからモテるようになるまで」日記の第4弾!

ナンパはある程度できるようになり、それにより出会いを好きなように作っていけるようになっていった。

しかし、俺のことをもの凄く好いてくれる女性もいるが、意図的に「女性を落す」という行為をできるレベルにはほど遠かった。ベテランのナンパ師の方々と仲良くなってきたら自然とホストたちとも出会う機会が少しずつ出てきて、彼らの世界というものに興味を抱いた。

そこで、日本一のホスト街と呼ばれる歌舞伎町でホストの世界に足を踏み入れることを決断する。

ホストの世界で新たな挫折

パンダプロフィール3のシャンパンタワー

ホストは歌舞伎町だけで300店舗ほどあり、未経験者はどこのお店に入ったら良いかわからない状況だった。そこで、体験入店として試しに3店舗ほど行ってみた。

そこで、ホストというと暴力とかヤンキーみたいな怖い先輩らがいるというイメージがあったが、意外に面倒見の良さそうなお兄さんばかりだった。だが、これから出店するという新人が集まる新店で働くことにした。

そして、実際にオープンが近くなり、お店に行き、一緒に働く同僚たちと顔合わせをすることになった。これから一緒に働くホストたちと実際に会ってみるとやはり、さすが日本一のホスト街の歌舞伎町であり、垢抜けたイケメンばかりがいた。テレビに出てくるイケメンタレント以上ではないかと思えるようなルックスレベルだった。

これは生き残って行くのが大変だなと不安になりながらも、実際にテーブルマナーとしてお酒を作ったり、タバコの火の付け方などを学んで、接客をしていった。

しかし、実際にやってみると研修ではできたテーブルマナーも上手くできないし、それ以上にナンパではあんなに話せるのに、接客となると全く話せなくて、お客さんに「なんでしゃべらないの」と怒られる日々。

「マジで辛かったです。。。」

全然、ナンパとは感覚が違った。お客さんによっては敬語を使った方がいいし、逆にタメ口ではないと不快になって怒り出すお客さんもいる。なにがなんだかわからずに戸惑っていた。

売れっ子ホストになるための努力の日々

パンダプロフィール3の歌舞伎町

毎日、キャッチと営業電話やメールをしていたが全然上手くいかなかった。そこで、お店の代表や内勤の方にいろいろと相談をして、アドバイスをもらい、実践をしていく中で、少しずつ会話も上達をしていき、指名をもらうことができるようになっていった

指名をもらっても、今度はなかなか大金を使ってもらうのが難しくて悩んでいたときに、働いていたお店でミノルさんという内勤の方にいろいろと教わった。

この人がオッサンなんだがスゴい人で、女の子の扱いにどんなホストよりも長けていた。女の子を意図的に惚れさせて、自分しかいないと思わせるように洗脳してしまう。そして、完全にコントロールしてしまう術を身につけていた。彼は

「女にあそこでウンコしてこい!って言ったらしてくるくらいまでコントロールできる」

という方法を教えてくれた。その方法を使って、女の子に大金を使わせることができることが少しずつできるようになっていった。指名本数を増やしていくこともできるようになり、一本何万も何十万もするシャンパンをおろしてもらえるようにもなった。1年ほどホストをやってそんなに売れなかったがナンバー3くらいには食い込めた。

ホストで教わった究極の女を落とすノウハウ

パンダプロフィール3のカップル

この人との出会いがホストをやって1番価値のあるもので、俺の師匠となった。この教わった営業方法というのが、俺がホストをやって学びたかったことだった

「女の子を意図的に惚れさせることができる方法」

であり、それさえ学べれば他はどうでも良かった.それを学べるホストに出会えたのは本当にラッキーだった。「洗脳」というと言葉は悪いが、実際に女の子を惚れさせるために教わった行うことは

「ノート一冊を狙っている女の子の情報で埋めて、その女の子が求めていることを全てやるんだ。尽くして尽くして尽くしまくれば惚れてくれる」

というシンプルであり、誰もができそうで出来ない理論だった。これは金銭的にという意味ではなく「女の子と感情的に満たし尽くす」というものだ。これを一ヶ月女の子に対して行い続ければ必ず惚れるようになると教えられた。

そうして、ホストを辞めるまでの1年間はミノルさんに教わったことをひたすら実践する日々を過ごした。体現することは難しく、まだまだ学んでいる最中だ。

しかし、意図的に女性を惚れさせて付き合ったりするノウハウを学ぶことはできた。ただのナンパ小僧からは一歩前進できたと思う。

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